母の日~母の日~赤ちゃんが産まれたのは『母の日』だった。 私はこれは実は後から知ったことだったんだけど、母の日に産まれてくれた赤ちゃん、生き延びることは出来なかったけれどもしかしたらこの子からの贈り物だったのかなって思っています。 母親になる喜びを教えてくれてありがとう。 この子の名前をJunと名づけ、私達は赤ちゃんを抱くことが出来、一緒に3人でベットで寝ることも出来た。 本当に本当に可愛かった! 自分の子ってどうしてこんなに特別なんだろう。 見かけは普通の赤ちゃんだった。 こんなに普通なのに、ここまで頑張ったのに。。。 でもうちらは悲しさよりもその時は、3人で一緒に過ごす時間がすごく大切に思え、赤ちゃんを抱くことの出来た喜びに満ち溢れていた。 病院内を連れ歩いてみんなに『これが私の赤ちゃん』って見せたいくらい本当に愛しかった。 写真もいっぱい撮った。 義姉も夜中の4時に病院に駆けつけてくれ赤ちゃんを抱いてくれた。 今でもあのときのこと鮮明に覚えている。 きっと一生忘れることのない家族3人で過ごした時間。 最初は痛い思いをして産んでもJunは死んでしまっているのに無駄な痛みを体験するなんてって思っていたが、あの痛みはあの子を抱くために意味があったんだと思う。 もしJunをもう一度抱けるなら、あの痛みを乗り越えてでもまた抱きたいとさえ思う。 こういう結果になってしまったが、この子が私達の子供になってくれて嬉しい。 私達の最初の子供。 出産後、Junを置いて病院を去るのが辛かった。 私は病院を去る車の中でまた大泣きした。 つづく ジャンル別一覧
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